スモーカー 大修理

長年使ってきたスモーカーですが、塗装も傷んで底部はサビサビで限界
まだ補修で何とかなりそうなので、連休の暇つぶしに直してみました。

全部リベットで固定されているので、ドリルで揉んで外します。


把手や中板固定用のアングル全部取り外し


上下の板も外そうとしましたが、底側の腐食がひどいので、このまま作業します。


底部はかなり腐食が進んでいます。


とりあえず落とせるサビは全部落とします。
砥石とワイヤブラシで全身サビだらけに…


内側のパーツも同じく
左がbefore 右がafter


内側面はヤニがこびり付いていて厄介。
剥がすのはこれが限界か



傷んでいない表面は、軽く足付け研磨程度で。


やっと全部の研磨終了


元々付いていた脚部分のLアングルは、底部角の補強に使うため、アルミチャンネルを脚用に用意。


塗装は余っていたシーラーを塗ってから、油性つや消し黒を塗りました。



小物は簡易ハンガーを作って、半分づつ塗装。


わかりにくいですが、上側20％ほど塗装済み。


底部がすでに終わっている状態なので、ガルバリウム鋼板を買ってきました。
なぜか無塗装も焼付塗装済みも値段が同じでした。
迷わず黒をチョイス。
腐食対策として、外側から底面を覆うようにします。



サイズが決まったら、板で押さえて金槌で直角出し。


元々あったLアングルを逆さ向きにして、角部分の補強とガルバリウムの押さえとして使います。
既存の穴を利用して、リベットで留めます。


底がきれいになったところで、事前に用意した脚用のアルミチャンネルをリベット留め。



後はひたすらリベット留め
外したパーツを戻していきます。


８割方完成。


底部角の腐食がひどいので、内側からもアルミアングルを当てています。
外側の補強材と共締めです。


内側の底面もみすぼらしいので、余ったガルバリウムで底板を作ります。


ここで問題発生
側面と補強用アングルの間に隙間があり、雨が伝って中に溜まりそう


コーキングで埋めちゃいました。
両端は外に流れる様に整形。



底板もピッタリサイズで
これは、後でメンテできるように乗せただけです。


塗装が完全に乾燥したら、通気口をリベット留め。



やっとリフレッシュ完了です。
夏場は使わないので、冬までじっくり乾燥させます。
塗装の刷毛ムラは、しばらく使うと馴染んで、ほぼわからなくなるでしょう…


これで、またしばらく使えそうです。
アストロのリベッターは、安いくせに意外と使えました。
大きいので、狭い所には使えないですが…

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