桧のお猪口作ってみた

桧の削り出しお猪口を作ってみました。

まずは角材を切り出し。


作業用の簡易ホルダーを作り…


材をセット。


ボール盤で粗削りします。



真ん中に座繰りドリルのセンター穴が開くので、その分も考慮して深さを決定。


続いてトリマーで中仕上げへ


トリマーのベースプレートがスムーズに動くように、MDFで天板を作りました。


最初にディッシュビットで座繰りセンター穴が消えるまで掘り進みます。


ちょっと加減を間違えて、熱がかかりすぎました。
焦げ焦げ＆熱で乾燥しすぎてひび割れ
のものは、失敗バージョン。
これは漏れてくるので使えません。


次に鋭角のコロ付きビットで周囲を…



45°ビットで上端部分をさらいます。


これで内側の中仕上げ完成。
この時点で２～3個ひびが入っていて脱落


底部分の焦げがひどいので、特製回転やすり(次回紹介)で削りました。



外側は、裏から丸い型紙を当てて、ノミで粗削り。



ここからは、ひたすら手作業でペーパー掛けしていきます


最後に、底の丸みをつけて仕上げます。


完成です


桧の香りが漂い、実に優雅。

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• 出版社/メーカー: ゼンリン(Zenrin)
• メディア: オフィス用品

底面用オリジナル回転やすり

木工用の凹面の底で使えるヤスリがないので、作ってみました。
(売っている回転やすりは、側面しか使えない)

まずは、端材コーナーで見つけた丸棒を適当な長さにカット。


コンパスで同じ大きさの円を描き


センターに印をつけます。


軸にするボルトの頭を、パイプカッターでカット。


カット面の角を落としておきます。


先程の丸棒に下穴を開けて、鬼目ナットをセット。



そこへカットしたボルトを嵌めて、ゆるみ止めにナットで固定します。


丸棒の精度もセンターの精度もそれなりなので、ドリルにセットして、やすりを当てて矯正します。
こうすれば、使用状態と同じ状態なのでブレのないセンター出しができます。(というよりセンターに合わせて側を削る)


ほんの少し角を落として完成。


続いて、これに合わせた簡単貼り付けペーパーを作ります。

丸棒はф25・30mmですが、既成のパイプはф25・32mmしかないのでこれを使います。
しかも、ステンパイプは高いので、鉄パイプにステンレスを巻き付けたステン巻パイプを使用。


このエッジに刃付け(というほどでもない)をしていきます。
まずはエッジ内側を粗削り



さらに耐水ペーパーで平滑に…



最後に外側を砥石で仕上げます。


濡らしたら錆びてきたので、防錆処理しておきます。


あとは使いやすい長さにカットするだけ。
イレクターパイプのカッターがそのまま使えました。



最後に空研ぎペーパーに両面テープを貼って、



ちょっと大きめハンマーで打ち抜くだけ。


量産完了


ただ、巻パイプは耐久性がイマイチ。
ヤスリを切るから、仕方ないのですが…
こんな状態でもまだ使えます。


打ち抜いたペーパーの両面テープを剥して、


丸棒に貼るだけ。
すり減ったらすぐ交換OK。


これで手が届かない底面もヤスリ掛け出来る

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• 出版社/メーカー: ゼンリン(Zenrin)
• メディア: オフィス用品

プランターの土からイモムシ大量ぜよ

プランター(うまく塗れ～るの空バケツですが)の土を再生しようとひっくり返したら…


めっちゃイモムシが出てきた
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓















20匹以上出てきたので、何も栽培してないところに埋めました…


プランターの中だと、モグラなどの敵がいないから全部生き残りなのか…
でも、もう一つの方は1匹も出てこないのはなぜ

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内窓自作 第2弾 低コストタイプ

昨年、キットで作った簡易二重窓ですが、意外に高くつく＆変形しやすい

昨年制作の第一弾はこちら

そこで、開閉できない嵌め殺しタイプ＆木枠でコストダウンの2019バージョンを作ってみました。

今回取付場所はここ。
廊下の引き違い窓 W1700 H800mmぐらいの大きさです。


窓枠は1×2材で作ります。
Aグレードでも６ftで300円しない


外枠を45°にカット
真ん中に補強＆ポリカ板変形防止のため、縦桟を入れます。


ポリカ板を嵌める溝をトリマーで加工。
この時、100％完全なセンターに溝付けは難しいので、基準面にテープで印をつけて同じ向きで溝加工します。
基準面がすべて同じ面にくるようにして組めば、例えセンターから少しずれがあっても枠の溝同士のズレは生じません。


さらに横枠のセンターに縦桟用の溝を掘ります。
これも2本同時にそろえて加工。


バリはヤスリできれいに落として…



仮嵌めして


本組前に、材をカンナ掛けしてきれいにします。


枠全体を仮組して最終チェック。
この時、ポリカ板のサイズ計測もします。
設計時のサイズは参考値で、カットは出来上がった現物を採寸してからのほうが間違いなし


本組前に枠内側のみ、先に塗装しておきます。
今回は、余っていたオイルステインを塗っただけです。


乾燥させている間に、ポリカ板をカット。


枠が乾燥したら、ポリカ板を嵌めて…


枠接合部のみ接着＆細軸木ネジで固定。



ボンドが硬化したら、枠の段差をペーパーで修正。


段差と角を若干落としたら、残りを塗装していきます。



充分乾燥させたら、仮設置。
脱着しやすいように、実寸－2～3mmで作成しました。


その隙間を、端材で固定します。



これ1枚で固定は十分


完成です


試しに温度計測してみました。
（20:00頃計測）
外窓と内窓の間の空間。


内窓室内側の直近。


体感的には、寒さがソフトになった感じがします。
(取付前は、この窓の前に立つと、オ～ッ さっむ～という感じでした)
まぁ効果ありといっていいのか…
内窓は結露無し。
従来窓側は、内窓との間にある空気の分だけ結露、というかなんとなく濡れてるかもというレベル。
（サッシ枠がアルミなのでその部分だけ）
制作費は、この大きさで5000円くらい。
ほとんどがポリカ板代なので、プラダンで作ればもっと安く(2500円くらい)できます。
木枠は熱伝導率が低く、加工が楽＆安いので、おすすめです。

今回作成したタイプは、建物自体に加工はしないので原状回復が簡単。
賃貸でも大丈夫です。
欠点は、窓を開けられません。
冷気を感じる閉めきった窓には、効果あるかも…

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チロルマグネット Ver.2

以前作ったチロルマグネット(前記事はこちら)ですが、クオリティを上げたVer.2タイプの開発に成功しました
MDF材を使用し、ピッタリサイズハードタイプです。

まずはカット用ガイドから制作
2×4材の端材をチロルの台形の角度にカット。


続いて2×3材をチロル幅(実寸30㎜ですが、31㎜位)で溝切り、深さはチロル厚さの2倍くらいにしてカット時のブレ防止。



これに先程の2×4材をクランプで対称に固定。


鋸刃が正確に当たるように溝の下端+αまでカット。


ここから中身の作成です。
12㎜厚のMDFを丸のこでスティック状にカット。
この時、丸のこにチロルを当てて少し刃を寝かせ、同じ角度になるようにして固定します。
(断面が台形状になるようにカット)


裏側は、マグネット用の凹みを座繰りドリルで加工しておきます。


あとは最初に作ったカット用のガイドに当てて、ただただ切るだけ。


これで側面4面ともに傾斜したチロルもどきが完成します。
(最終目標サイズ上面28×28mm 底面30×30mm)


ペーパーで軽く修正＆角を一擦りして、マグネットを接着。


そのまま半開きのパッケージに収めます。


最後に接着剤を塗って…


マスキングテープで一昼夜固定します。


粘土と違って、これなら一度に量産可能


接着剤が硬化したら、テープをそっと剥します。


店頭に並べても判らないくらいの寸法精度でできました


うまく作るには、実寸+1㎜でカットして、最後にペーパーで現物合わせしたほうが良さそうです。
チョコの種類によって、微妙にサイズが違ったりします。(違うと言うほどではないですが、ちょいブカブカになったりするのがあります)

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