エンジン刈払機 不動品再生 [DIY]
またまた頂き物ですが、エンジン掛からないシリーズです。
TANAKA製エンジン刈払機パワーメイトCB-2011H
保存状態が良かったのか比較的きれいです。
数回始動を試みましたが、エンジンの初爆がないので燃料来ていないor点火していないのどちらかか?
キャブレターの様子を見ようとエアクリーナーケースを開けたら、エアフィルターが劣化しすぎてカスが入っているだけ
続いてキャブレターAssyを外します。
エアクリーナーケースのネジ2本を外してケースを外した後、キャブレターのネジ4本を外すと丸ごと取れます。(この時そっと外さないと、バラけて面倒なことになります。)
燃料ホース・ブリーザーチューブが、つながったままなので外します。
スロットルワイヤーもつながったままなので、樹脂製のリングを外してワイヤーを上側に押し込むと外れます。
外したキャブレターを見ると、プライミングポンプのカップが割れていました。
ここからエアを吸って、いくらポンピングしても「キャブレターに燃料が送られない説」が有力になりました。
取り外したキャブレターAssy
プライミングポンプのカップを取り外してサイズを測ります。
汎用パーツで代用できそうなものを発見したので、即注文
パーツ到着を待つ間に、エアフィルターを自作します。
ホームセンターでちょうどいいフィルタ用スポンジがあったので、これで作ります。
厚さは10㎜です。
これを幅16㎜にリボン状にカット。
ケースに当てて、1週分の長さにカット。
あとはカット面を接着してリング状にするだけでOK。
パーツ待ちの間に、他の部分もメンテナンスします。
ボルト2本を外すとギアケースが取り外せます。
刃の取り外しは、穴を合わせてロックするようになっています。
貰ったものにはロック用のピンがなかったので、ステン棒で代用して外しました。
刃の固定ネジは逆ネジなので、時計回りに回すと緩みます。
ギアケース根元のボルトを外すとサービスホールになっているので、古いグリスを極力取ってから新しいグリスを注入して…
シャフト側に出てくるまで入れ続けます。
古いグリスもそれほど劣化しておらず、ベアリングもきれいな状態だったので、さほど使用していなかったもののようです。
あとは元通りに組付けます。
2日後、注文したパーツが届きました。
新旧比較。
ほぼ同じなので使えそうです。
さっそく取り付けます。
バッチリOK。
キャブレターも元通りに組付けていきます。
横着して燃料を入れたままにしていたので、燃料ホースは適当なネジに噛ませてフタ替わりです。
ここで痛恨のミス
スロットルワイヤーを取り付ける前に、キャブレターを固定してしまった。
もう一度やり直しです。
燃料ホースとブリーザーチューブを接続して完了。
メンテナンスついでにプラグも交換しておきます。
新旧比較。
自作したエアフィルターにオイルを塗って…
ケースにセット。
ここで一旦始動テスト
ポンピングしたのち、数回で無事始動
生き返りました
刃もボロボロだったのでナイロンブレードに交換の予定ですが、とりあえずついていた刃を研磨。
各パーツもきれいに清掃して、元通りに組付け。
これにて無事に再生完了
TANAKA製エンジン刈払機パワーメイトCB-2011H
保存状態が良かったのか比較的きれいです。
数回始動を試みましたが、エンジンの初爆がないので燃料来ていないor点火していないのどちらかか?
キャブレターの様子を見ようとエアクリーナーケースを開けたら、エアフィルターが劣化しすぎてカスが入っているだけ
続いてキャブレターAssyを外します。
エアクリーナーケースのネジ2本を外してケースを外した後、キャブレターのネジ4本を外すと丸ごと取れます。(この時そっと外さないと、バラけて面倒なことになります。)
燃料ホース・ブリーザーチューブが、つながったままなので外します。
スロットルワイヤーもつながったままなので、樹脂製のリングを外してワイヤーを上側に押し込むと外れます。
外したキャブレターを見ると、プライミングポンプのカップが割れていました。
ここからエアを吸って、いくらポンピングしても「キャブレターに燃料が送られない説」が有力になりました。
取り外したキャブレターAssy
プライミングポンプのカップを取り外してサイズを測ります。
汎用パーツで代用できそうなものを発見したので、即注文
パーツ到着を待つ間に、エアフィルターを自作します。
ホームセンターでちょうどいいフィルタ用スポンジがあったので、これで作ります。
厚さは10㎜です。
これを幅16㎜にリボン状にカット。
ケースに当てて、1週分の長さにカット。
あとはカット面を接着してリング状にするだけでOK。
パーツ待ちの間に、他の部分もメンテナンスします。
ボルト2本を外すとギアケースが取り外せます。
刃の取り外しは、穴を合わせてロックするようになっています。
貰ったものにはロック用のピンがなかったので、ステン棒で代用して外しました。
刃の固定ネジは逆ネジなので、時計回りに回すと緩みます。
ギアケース根元のボルトを外すとサービスホールになっているので、古いグリスを極力取ってから新しいグリスを注入して…
シャフト側に出てくるまで入れ続けます。
古いグリスもそれほど劣化しておらず、ベアリングもきれいな状態だったので、さほど使用していなかったもののようです。
あとは元通りに組付けます。
2日後、注文したパーツが届きました。
新旧比較。
ほぼ同じなので使えそうです。
さっそく取り付けます。
バッチリOK。
キャブレターも元通りに組付けていきます。
横着して燃料を入れたままにしていたので、燃料ホースは適当なネジに噛ませてフタ替わりです。
ここで痛恨のミス
スロットルワイヤーを取り付ける前に、キャブレターを固定してしまった。
もう一度やり直しです。
燃料ホースとブリーザーチューブを接続して完了。
メンテナンスついでにプラグも交換しておきます。
新旧比較。
自作したエアフィルターにオイルを塗って…
ケースにセット。
ここで一旦始動テスト
ポンピングしたのち、数回で無事始動
生き返りました
刃もボロボロだったのでナイロンブレードに交換の予定ですが、とりあえずついていた刃を研磨。
各パーツもきれいに清掃して、元通りに組付け。
これにて無事に再生完了
知恵の森 10個入 プライマリーポンプ オイルカップ 外径15.5mm クリア 刈払機を修理
- 出版社/メーカー: 知恵の森
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